
前回の投稿と矛盾しているのかもしれないけど
親の介護って、ず~っと過去と向き合い暮らしていくことなんだと気づき情けなくなった。
要するに現在の自分の人生より過去が最優先になるということ。
親って過去なの。私にとっては。
いろいろな親子関係があると思うし私に限ったことなのかもしれないけれど
昔の親との生活の延長線上をずっと歩かされている感じ。
そこからずれたらいけないの。
違う方向を見てはいけない、ずっと親との過去の中で生きていけ。と言われている感じ。
相変わらず淡々と介護生活は続けているのだけれど、それ以上の物ではない。
その上シングル介護と言うのは、他の家族がいないので子供や連れ合いを透して未来を感じることも出来ない。
前回の投稿に補足をすると、歳をとったとかそういうことではなく
高ぶる感情さえも消えていってしまって受け身になって、日々過去(親)と向き合い続けないといけない。ということだろうか。
シングルで同居して面倒みるってそういうこと。
愛情とかそういうものとは別のところにある何かで接しているのよね。
なんだよ、前回と言ってることが違うじゃん。と思われるかもしれないけれど
実は同じことを違う方向から感じるとこういうことになる。
ああ、こういうことだったんだなあと本当の自分に気が付いたのかも。
感情を隠すのが上手くなってしまったようだ。
辛くないつらくないと思うようになるとそうなる。
淡々とやり過ごすようになるのね。
シングル介護している人って大抵そうなっていると思うよ。