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このブログは、仕事や介護を通して自分の心持をつづるという趣旨で
状況のみを書き並べるつもりはないのだけれど
今回は「心持」をつづるにしてもこの二、三日に起こった出来事を述べない事には始まらないので
まず出来事1から。

母は訪問マッサージというものを受けているのだけれど(週4日も。ありがたい・・)
そのマッサージのお兄さん(とはいっても国家免許を持ちキャリアもしっかり)がとても良い方で
いつも穏やかにニコニコと話をされる。
先日「パーキンソンということはないでしょうかね・・」とぽつりと。
確かに足の運びも悪いし震顫(手の震え)もあるし日によって症状のばらつきがあるのが気になっていたところ。
ただ私はずっと「一年半前の心臓の大手術の影響と老化だ」と思い込んでいて
パーキンソンという発想はなかった。
なので早速調べてみると、どうやら神経内科らしい。
出来るだけ早めに受診させるか、と思ったけれど思いつくと即行動に移さないと気が済まないタチ。
心臓でお世話になっている病院の神経内科に予約を入れ、翌週(今週)受診した。

神経内科って今までおせわになったことがないし
どんな科なのか検討もつかなかったけれど、脳や脊髄、そこから全身に張り巡らされている神経が専門の科らしい。
そうかそうか。脳内科みたいなもんか。。

さて。ドクターはまず母の手首の可動域を見たり、立たせて手引きで歩かせたり、過去話を母に振ってみたりしてファーストインプレッション。
私の話に耳を傾け「たしかにパーキンソンの症状はありますが・・・いろいろお話したいこともありますのでまず検査を」ということでCTを受けることに。
頭部CTを受け待つこと一時間・・・・
検査後の受診でもドクターの診断は「進行性核上性麻痺」
詳しくは書かないけれど「神経難病です」とのことで結構大変な病気という診断。
まあパーキンソンも難病ではあるけれど、パーキンソン症候群のまた違う病気らしい。
たくさんのCT画像を見せられて説明を受けていると、病院と言うシチュエーション上なんだか絶望的な気持ちになってくる。
ただ。それとは逆に、なるほどそういうことだったのか。と釈然ともする。
なぜ毎日まるでコンディションが違うのか。朝目覚めないとそれがわからないいらだちとか、さっきまでそこそこ歩けていたのに今はまるで足が出ない、とか。ウタタネから目覚めると人が変わったように躁状態やら鬱状態になっていること。とかそういう諸々の母の状態にこの診断で釈然としたわけだ。

そうかそうか、そうだったのか。。。。
は~~~~。心臓心臓とばかり気に掛けていたからなあ。
ドクターにも「遅いなあ。。もっと早く受診しないと」と言われたけれど、そんな発想は全くなかった。
気になっているのは心臓で、体調が悪ければ「血流かなあ、やはり老化かなあ。心臓のダメージね」と思っていたわけだ。
マッサージのお兄さんに助言されなければ神経内科を受診することもなかったろう。。。

でもやはり脳のCT画像はちょっとダメージ強いなあ。。難病かあ。早めに区役所行って話を聞こう。難病指定受けないとなあ・・・とグッタリしていたわけなんですが
ことはこれに終わらず。
 ~2に続く~