私の人生の柱は何なんだろう
と、思うことがある。
日々、時間単位で区切っていくとやはり手がかかるのは母の事。
では介護が私の中心にあるのか。それで人生廻っているのか。
いやいや、振り回されているのはいなめないれど
それはハッキリいって「仕方ないので関わっていること」
関わってしまったら適当にというのも情けない話なのでソコソコ頑張っている。
・・・と、今は言える。

私には介護以外の側面もたくさんあるのだ。
自分自身に対するモチベーションだって高いつもりだ。
ドスンと落ち込んだこともあったけれど
だんだん知恵もついてきてどうにか持ちこたえた。
持ちこたえると女は強い。
自分を引っ張り上げることだって意外とできる。

たとえば
今まで自分が歩んできた数々の人生(仕事ともいう)
これは今の仕事にもすごく役立っているし、
女性として生きていくにあたってもいろいろな方向から物を見定めるすべにもなる。

たくさんの時間踊ってきて
自分の体の声を聞くことができるし
それは自分の体のみならず人の身体をみる時にとても役に立つ。
母の体やお客さんの身体。
「こうやって立った方が身体が楽なのに」とか「もっと楽に息が吸えるのに」とか
そのようなこと。

うそっぽく聞こえてしまうのが怖いけれど
本当にこの人の役に立ちたい。と思ってその時間を過ごしている。
キレイごとではなく、悩む時間も何もかもが一期一会だなあとしみじみ思う。