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  元気を頑張るお年寄り猫

前回、ショートステイ施設が新たに見つかるのか?!と騒いでいた件はどうにか終息し
不慣れな施設にお世話になり始め二か月
このままそーっと日々が過ぎてくれればとの願いは届かず
二週間前より先週、先週より今週と傾眠状態が強くなる母
一日寝ていて翌日目覚め食事を摂る、というスパンが長くなってきている。
これが三日になり四日になりだと…

当然これはちゃくちゃくと老化が進行しているのだと理解するも
現実問題、口から食物と特に水分が摂取出来ないのはどうにかしないといけない。

なので本日は訪問診療にお願いし点滴してもらうことに。
しかしとうとう「胃瘻」をどうするか頭の片隅に置いていた問題を引っ張りださねばならない時がやってきたなと。
施すのならばこれ以上衰弱する前に、今決断するべき時。
介護家庭のご家族それぞれ考え方があるでしょうが
母の場合もともと食べる事が大好きで、それが彼女を繋いできたといっても過言ではない
今でも目覚めた時に「水ようかん」をおいしそうに食べるのだからそれは尊重したい
もちろん「胃瘻」後も経口摂取は可能だけれど母自身の環境が変わってしまい、以前のように食事とはならない上に「胃瘻」を施す為にはまとまった入院が必要。
現在の状態で10日も二週間も入院すれば状態変わらずで退院できる保証もないし、なにより寝たきりの92歳の心身の負担になるのは目に見えている。
しかも再びのコロナ大流行で面会もできないとなると高齢者にはダメージ大。

なので、「胃瘻」はしない方向で進めていきたいと思っています。
一日でも長く命を延ばしてもらうのか本人の負担を少なくするのか・・・とても簡単に出せる答えではありませんが・・・

今日は水分摂取の為点滴をお願いしたけれど、明日、明後日とどういう状態になるのかはっきりせず
口からものを摂取できない状況になればショートステイの利用は難しく
(ショートステイでは状態改善の為の往診はならず、訪問看護も受け入れていない為)
完全在宅での介護を余儀なくされます。
その場合、訪問看護とヘルパーの手をかりながらになるのでその手筈もとり
あとは母が持ち直すかどうか。こればかりは本人の生命力しだいです。
食事と下の管理意外で私に出来るのはマッサージと声かけくらい

こちらはその生命力のサポートをするのみ。
覚悟が必要ですね。