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高齢猫だって食べてくれればOK

母が完全在宅になり三週間ほど
最初の週は私より量を食べるというほどの食事内容だったのが
二週目になると三食とれていた食事が、昼過ぎと夕食の二食になり
そのうち食べられる量も格段に減りどうにか嚥下できる状態に。
その度毎の吸引回数も増え
最終的には耳かきほどの量の「水ようかん」さえ難しく、それだけで目玉が反転するほど酷い嚥下に。

今ここで絶命するのかと吸引しながら訪問看護に連絡し緊急訪問してもらい
どうにか命をつなげるも、これはすでに私一人の状態で飲食をさせるのは恐ろしすぎると断念。

現在は補液(点滴)のみの状態です。

もともと11月初旬に予定しているイベント。開催場所のオーナーさんに「延期をなさっては」と提案いただきましたが
母を介護してきて20年、そろそろ自分の人生にちゃんと向き合わないと自分自身が間に合わなくなると考えていた私はどうしても当初の予定通りの開催にこだわりました。

なのでイベント終了後までは母の命を繋ぎたいと、主治医やケアマネなど関係者にはその方向で考えていくと伝えてあったのですが・・・

結論にあたって様々なワードで検索をくりかえしおおいに悩みました。
たとえば胃瘻、中心静脈輸液などはそれを施すために何某かを増設しなければならず(手術で)
そのための検査、麻酔など当然母の心身に負担はかかる。
もちろん増設によって良い方向にむかわれる方も多くいらっしゃいますが
母の場合は進行性核上性麻痺という脳の難病を抱えているので原因は老衰のみではない為
状態が改善することはない。
今はまだ比較的穏やかな状態で横になってはいるものの、自ら身体を動かすこともなくこちらが行う体位変換のみで常にベッドに横たわる状態
なんらかの処置を行うことでその快適とは言えない状態を長引かせていいものか
と悩みに悩み、何度も答えを出し
最終的に「現在の輸液のみの状態で見守る」という結論に達しました。

イベント終了までもたせたいというのは
私の都合で、あまりにもエゴだな。と。

20年も続けた介護の着地点。母の場合は出来るだけ穏やかにフェイドアウトする為の選択は「輸液のみ」が一番なのだな。と。

その思いを関係者各位に伝え了承いただきました。
主治医には、やはり何かを増設するのは負担がかかるしおだやかにという選択なら輸液のみがいい。と。「一般的には輸液だけだともつのは三週間」とも言われましたが合わせて「しかしこればかりはわからない」とも。
イベント期間中の二週間は「レスパイト入院」(在宅で介護されている方のための休息入院だそうで、今回初めて知りました)をおさえていただいたので
母が三週間以上ながらえてくれたとしても、その間は私がウチに居なくても大丈夫。
それまではヘルパーさん、訪問看護師さん、いざという時は訪問医療のお世話になりながら
日々の仕事とイベント準備を進めていきます。

20年続けた介護人生、最後は一人で在宅ホスピス。
心細くて息の詰まる日々ですが、あと一か月ほどだと腹を括り一生懸命がんばります。
今が頑張り時です、きっと。

イベントと母の介護が同じ時期に落ち着いた時の自分が不安ではあります・・・